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【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 11:34
投稿者 レッドホーク ID[0108]
      ________
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 |  レッドと  |クマー!!|
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  ○_○ ||      || ○_○
  ( ・(ェ)・)||      ||(・(ェ)・ )
  /   つΦ.     Φ⊂   ヽ

今回、拙著「エデンシェイド私記」・SKYさんの名著「冒険者講座」
との異色コラボレーションを実現いたしました。
ログオフ時も楽しめる掲示板を皆さんも積極的に活用してみましょう♪
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 13:10
投稿者 レッドホーク ID[0108]
【エデンシェイド私記5】
空が広く感じられたのは生まれてはじめてだ。
今まで空は高いものだとばかり思っていたが
どこまでもつづく荒野はその高さを飲み込んで
圧倒的な広がりを見せている。

荒れ果てたこの土地に足を踏み入れるのは2度目になる。
このようなところに何があるのか。
この先を抜けていく冒険者を見かけたのは幻影だったのか。
朦朧とした意識で火の水をあおり肉を食み
次々と襲い掛かる魔物たちの攻撃を耐えしのぐ。
まさに死の旅路。
突然吹きつけた風に傷みを感じて思わず目をつむる。砂粒だ。

砂漠を抜けデゼルにたどり着いたときは疲労困憊だった。
今はまだうらぶれて閑散としたところだが
やがてここは命の躍動にあふれる町になるだろう。
このような不毛な土地だからこそ生まれる楽園を
エデンの園をつくる者が現れるはずだ。

セトラに帰ると暖かい食事をとろうとなじみの酒場に入る。
廃鉱を抜ける冒険者を支援する貼り紙が目に留まった。
廃鉱は久しく訪れていない。
初めてこの地で襲撃を受けた雑木林がある方面だからだ。

職人の町ムタンはその廃鉱を抜けた先にあるらしい。
どうやら忙しいことになりそうだ。
今日は早めに休んで英気を養うことにしよう。夜が明ければ新しい一日が始まる。
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 13:09
投稿者 レッドホーク ID[0108]
【エデンシェイド私記4】
涙を流していることに気がついて目が覚めた。

昔のことだ。
森に建つ塔の主に恋をした。
駆けだしの冒険者だった頃深手を負ったのを助けられ
そのまま塔に住まわせてもらうことになった。
一人前の冒険者になったある日のこと
彼女は長く冒険を共にしてきた男と婚約した。

塔を出て庵を構えて暮らし始めた。
それからの暮らしも不満があったわけではない。
冒険者としても力をつけ仲間にも恵まれた。
ただわからないことがあった。
どうして目の前にあるこの世界から色が失われていくのだろう。
少し出かけてくると仲間に言い残して旅に出た。

バザーで異国の神獣をかたどった短剣を手に入れた。
次の遠出には役に立ってくれる。
獣の皮を素晴らしい靴にこしらえてくれた職人がいた。
聞けばムタンという職人の集まる町があるらしい。
荒れ果てた土地を越えた先には砂漠の町もあるそうだ。

自分の帰るべき場所を求めて旅をする者達がいる。
何かを打ち捨てるために旅をする者達がいる。
すべての者達に等しく時間は流れている。沈んだ太陽はまた昇る。
その町々を訪れてみようと思う。夜が明ければ新しい一日が始まる。
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 13:08
投稿者 レッドホーク ID[0108]
【エデンシェイド私記3】
火打ち石と鋼、ほくち箱を取り出して石を打ち
火を移しとって薪につけた。
煙がひとすじあがる。見上げれば星空。
大草原を月の光が照らしている。

野宿をするのにもようやく慣れてきた。
はじめは宿代を惜しんでこうしていたが
宿屋の物置で寝泊りするようになってからは久しい。
だが今日ばかりは特別だった。
体中の力をすべて使い果たし荷物袋は満載になっている。

今まで溜め込んだ食材を調理して持ち込み大草原の奥へと進んでいた。
この草原はどこへつながっているのだろう。まだ見ぬ先を知りたかった。
危険そうな茂みのほうまで分け入ったそのとき

大きな熊の屍骸が横たわっていた。
このまま捨て置くのも自然の摂理。
やがて大いなる大地の一部となるだろう。
ふとあたりを見渡すと様子がおかしい。あまりに静か過ぎる。
思い切って一気に大草原を駆けるように進んだ。
見慣れた景色は次々うしろへ流れていく。

やがて空が紫から青に変わっていく。太陽の柔らかい温もりが伝わってくる。
宿屋に戻ると通いなれた廊下の突き当りではなく階段を登った。
後でギルドにいけばまとまった金がはいるはずだ。
明日はきっといい日になるだろう。夜が明ければ新しい一日が始まる。
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 12:52
投稿者 SKY@クマーの中の人 ID[0153]
クマ先生に学ぶ冒険者講座
ID:0153 SKY
2007/03/02(Fri) 19:10 No.238

          ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
         |||
         |||  探検時にはできるだけ装備を整えるクマ
         |||  お金があるときはリヴァイブ/リザレクションは必須クマ
         |||  気合で探索するときはこまめに回復クマ
         |||  疲労度が黄色になると気力/体力の消費量が増えるクマ
         |||   PS 文字数[400字まで]と書いてあるところをクリックすると
         ||| 現在の文字数が分かるクマ
    ∩___∩   /)
    | ノ      ヽ ( i ))) レオナルドクマ
   /  ●   ● | / /   ここテスト出るクマ――!
   |    ( _●_)  |ノ /
  彡、   |∪|    ,/_________E□ヨE□ヨ_______
  /__  ヽノ   /´ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ


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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 11:40
投稿者 レッドホーク ID[0108]
【エデンシェイド私記2】
道すがら大草原の方から教会へ運び込まれる男を見かけた。
最近あちらへ向かう冒険者が多いのは理由があるのだろう。

初依頼を終えてから数日後
傷んでしまった釣竿をギルドでひきとってもらうと
今度はバザーで獣の皮を仕入れて納めることを思いついた。
再依頼も多いわけではないがさほど元手もかからず
時折もらえるジェム袋が貴重な収入になる。
毎日同じ道を何度も往復しわずかに貯金も出来るようになった。

生活に少し余裕が出てきた頃
新しい依頼を待ちながら広場でデュエルを見学することにした。
次から次へと行なわれる闘技は活気に満ちていた。
人々から話をきいているうちに昔のことを思い出す。
つい参加してみようという気持ちが湧いてきた。

不意をつかれて左の肩口に激しい打ち込み
思わず苦笑してその場を後にする。
以前襲われた傷も痛みギルドへは行かず宿屋に戻った。
丸くなって眠ろうとするが気持ちが高ぶって寝つけなかった。
悪くはない疲労感だ。

短剣だけでは心もとないが明日は大草原に行ってみよう。
さして疲れもぜずギルドの依頼をじっと待ち続ける
そんな暮らしよりもずっといい。
身体をこわばらせて目をつむった。夜が明ければ新しい一日が始まる。
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 11:39
投稿者 レッドホーク ID[0108]
【エデンシェイド私記1】
セトラの町を一回りした後、
まず最初にしたのは書物店へ行くことだった。
店に並んだ本を読み終えると気晴らしに広場へ向かう。
バザーが開かれているおかげで人が集まっている。
この町に来ても間もない冒険者の露店で果物を買い
方々を眺めてからギルドを訪ねた。

とある依頼にさっそく話をつけて雑貨屋へ行き
釣竿を買うと雑木林を目指して歩き始めた。
魚は釣れるが、すぐに飽きてくる。
依頼された分の魚を釣り終えた頃には日も暮れかかっていた。

そろそろ帰ろうとしたときだった。
肩から背にかけて焼けるような痛みが走る。
背後からは荒々しい獣の息遣い。
何が起こったのかわからない。殺される。
とっさに逃げようとしたその瞬間
目の前が真っ暗になった・・・

意識が戻ったときには辺りには何もいなかった。
魚も盗られてはいなかった。
ギルドに戻り報奨金をもらい宿の大部屋に辿り着くと
手足が鉛のように重たく思わず仰向けにひっくり返った。
ギルドの初仕事はこうして終わった。

ぼんやりと天井を見つめているとふと昔の仲間のことを思い出す。
この町でうまくやっていけるのだろうかと不安がよぎる。
今は疲労に身をゆだねて寝てしまおう。夜が明ければ新しい一日が始まる。
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Re: 【特番】レッドとクマー!!〜そこからこぼれたStory〜
投稿日 : 2007/03/11 11:36
投稿者 レッドホーク ID[0108]
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